BPDCNーそれは、皮膚に病変を形成する稀な造血器腫瘍です
私たちが目指すもの
芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(blastic plasmacytoid dendritic cell neoplasm: BPDCN)は, 形質細胞様樹状細胞の前駆細胞に由来するとされる稀な造血器腫瘍(血液のがん)です. 皮膚に好発するのが特徴で, 高齢者,男性に特によくみられますが, 小児を含めた幅広い年齢層で発症します. その稀少性などから,診断が難しいことがあります.初期には化学療法に反応しますが再発率が高く,病態の理解や有効な治療法の開発が求められています. 私たちは,BPDCNの正確な診断を通じて現在の患者さんに貢献し,病態の解明を通じて将来のBPDCN治療法開発に貢献すべく, 研究を行っています.
メンバー
竹内 賢吾
公益財団法人がん研究会
がん研究所 所長補佐
がん研究所病理部 部長
がん研究所分子標的病理プロジェクト プロジェクトリーダー
がん研有明病院臨床病理センター センター長
坂本 佳奈
公益財団法人がん研究会
がん研究所分子標的病理プロジェクト・病理部 特任研究員
関連情報・関連サイト
NEWS
- 2023/07/19
- 2022/10/25
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業績ページを更新
2022/10/25 業績ページを更新しました。
- 2022/08/03
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治験情報
「芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(BPDCN)患者を対象としたNS-401(タグラクソファスプ)の臨床第I/II相試験」(日本新薬株式会社)において,2022年7月6日に第一例目が登録されました.https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCT2031220023
- 2022/06/06
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治験計画情報
BPDCN患者を対象とした国内企業治験(日本新薬株式会社)が準備中となっています.詳細は以下をご参照ください.https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCT2031220023
- 2022/02/16
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業績ページを更新
2022/2/16 業績ページを更新しました
業績ページを更新
2023/7/19 業績ページを更新しました。BPDCNの免疫染色による診断法についての論文を発表しました。期間限定で全文無料ダウンロード可能です。